象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

車の中で

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もともとボケッととりとめのないことを考えているのが好きなので、市内までの一時間はラジオや音楽を聞くこともなく、どっぷりと無駄な思考に浸って過ごしております。最近は、過去の自分の、己を知らぬ偉そうな態度などを、その場面の細部言葉の一語一句をじっくり克明に思い出して、車の中で恥ずかしさに悶えるのが日課になりつつあります。若い頃の話ならまだなんとかゆるせますが、割りと最近の出来事なども大人の割には多くありますので、それは、ほんとに、たとえ自分一人であっても、穴があったら入りたいくらい、恥ずかしくて、この地上に存在しているのが申し訳ないくらいです。宮澤の賢ちゃんの詩をもじらせていえば、俺は一人の酒乱なのだ、と、いうところでしょうか?俺は一人の阿呆なのだ。俺は一人の一人の……。

今日は、21歳のある日の午前五時頃に怒らせてしまった交野の居酒屋の大将に謝りたいと思います。生意気云ってすみませんでした。

そや。近ごろ朝、空を見ない。寒いので、雨戸、閉めっぱなし。

 

 

古本屋の日記 2014年12月10日