織田作之助を記念した文学賞の授賞式になぜだかうまく紛れ込んでタダ酒タダめし。その後ミナミの文学バー?のソファーにふんぞり返ってちょこっと文化人気取りのウイスキー。若い作家さんと少しお話。その真面目さにそんなんでええんかいなと不満を抱きながらも気持ちの純粋さにはやはり打たれるものがあります。書くことの、最初の動機を、書くという行為の中で見失う事がなければ、なにはともあれ表現としては許せる水準になるのではないかと思うわけでございます。
織田作之助
古本屋の日記 2014年3月3日