二十日会。どんな本を見ても心が楽しまず、まるで、他人事のように市場を見ている自分が嫌になって、振りの途中で退散す。チャリを、いつものように南へ走らせ、ごみごみした町のさらに裏側の細い道をうろうろパトロール。天下茶屋で一杯飲んで、帰り道に銭湯。時計を見るとちょうど時間が合いそうだったので、パークスシネマでレイトショウ。再び「地獄でなせ悪い」。ホーリーたわごとのシーンで涙する。ようするに、死んでもいいくらいに夢中なことがわたしにはないんだね。からっぽで、カラカラ笑う。
映画館を出て用事を思い出しフルカワに電話。24時。家を通り越し北へとチャリを走らせる。