象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

雨、トリス。

道頓堀から残暑見舞いに冷凍のたこ焼きを送る。雨。久しぶりの潤いである。自転車に乗って、濡れるのも嬉し。見失いつつあったものを再び見つけたような気持ちがする。何を見つけたと云うのだろうかと考えてみると、それはやはり自分である。ここ暫くは、自分が誰であるのか考える事が出来ないくらい、茹だっていたような気がします。あまりの暑さは、自分を見失わせる。クールダウン。水を呼吸する。夕方、家の人と松屋町の外れに出来たたこ焼き屋で一杯。帰り道、角ではなくトリスとソーダを買う。

古本屋の日記 2013年8月24日