どうも、知らぬ間に干されているのか、買取の電話がチンとも鳴らない。日照り。ひとり。なんとか新興会の出品をひねり出し、三分の二ドンの組合を出てみ兄山ちゃんとおなべおかまのたこ焼き屋。めずらしく酎ハイオンリーで夕方まで。充分に、身体を冷やして外へ出たつもりですが、空堀商店街はあつぼったい空気のトンネル熱波の渦巻き地を這う螺旋状の時空の歪みわたしのチャリはひどくねじ曲がりくねくねとどこえゆくやら。
わしが生きつつあるつまらない時間が溶けて蒸発したとしてもおかしくはないし惜しくもない。
みんみん。