象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

目すり、のち初辰さん、いま雨が、

出張買取。ひどい目すり。立派な建物に買取りに行くといつもなにかしら失敗するのは、雰囲気に呑まれるからなのか?前回は大阪市内の重要文化財、今日は明治期の有名外国人建築家設計の大きな住宅。よい場所によいモノがある、と云う考えは、時に大きな落とし穴となって我が身をずっぽり砂に沈めてくれます。せっかくだから何か買いたい買いたいと云う思いがメッキを輝かせて見せるのです。ま、結果としてお客様にはプラスになるわけですので、今日も象々は素敵な買取であったと、一人納得しております。ありがとうごうざいました。

 

帰路、こうした経験が象々のステップアップに繋がるように、住吉さんの奥、初辰さんの猫参り。欲はかきませんから少しずつ発達してゆけるようにとお願いする。

初辰さん

 

ほんで……、すごい湿気だなあと思いながらパソコンに向かっていると今雨が降り始めました。焼酎を薄く割って、水の底でちびちび飲みます。今から。

古本屋の日記 2013年7月6日