象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

古本屋の計算力。

計算など少しもせずに商いいたしておりますが、まあ、それでも、ぼんやりとした雲みたいな数式がいつも頭の中にあって、だいたいはだいたいの感じでそのように物事が進んでゆくのですが、どうも、このところ、まあ計算しないわたしが云うのもなんですが、どうも、なんとも、もやもやとした計算違いが多い今日この頃、暗雲、雨かね、などと傘を差すつもりで早くも苦難の月末を見越し乾坤一擲ネット商戦に投入した象々秘蔵の品が雲数式的な高額プライスでは少しも売れてくれない。ふむ。売れないねえ。割と、自信満々名品プライスで買取させていただき出来ればずっと持っていたいくらいのものだけど諸事情鑑み泣く泣く売りに出したのになんだよ売れないんかよ。と、ややあせりながらぼんやりした雲みたいな数式を頭の中で検算してみても、やればやるほど余計に頭の中がぼんやりとしてくるわからなくなる。

古本屋の日記 2013年6月9日