二代目和歌山初子〜田宮貞楽と大蛇レヴューより

昭和５年九月二十三日〜二十九日　新京極京都座

田宮貞楽と大蛇レヴューの第三幕、大蛇劇　ゆく秋　二幕、に登場いたします二代目和歌山初子でございます。二代目、ということは初代がいたのでしょうか？なかなかにおどろおどろしい絵づらですが、ゆく秋とはまたセンチメンタルなタイトル、いったいどのような二幕ものなのか気になる所ですが、詳細はわたくしにはさっぱりわかりません。このような小さな冊子を眺めていつまでも飽きないのが、古本屋と云う人種でございます。

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