象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

暗雲が頭上を通過し……。

目録品の荷造り。水の都の商品作り。ようやく、自分の仕事に着手する。映画のDVDを観ながらせっせと値付。写真集、こけし、美術書いろいろ。久々の古本屋の基本作業に充実を感じ、ちょうど映画が大好きなシーンにさしかかった頃携帯が鳴る。ディスプレイにクラインの文字。暗雲。とらないでおきましょうか。いや、なにか大切な用事かもとおもってでてみると自分の都合を一人で喋り、ほとんど何も会話らしきもののないまま、わたしを非常に不愉快な気分にさせいつも通り怒らせる。毎度おさわがせします……。フルカワに云わせれば、それはわたしの性格に問題があるらしく、「自分一人が正しい教」のわたしも信者の一人であるということですが、じっと目を閉じしばし黙考、なるほどそんなとこもあるかもしれんな、確かにいろんな人に迷惑かけて顰蹙もんやわなあけどしかし、だよ、あんた、百わしにあかん所があるとすればあんたには三百あかんところがあるんちゃうかええおっさんわしが一介の信者やとしたらあんたはドンドロ地区の司教さんくらいの格やでああん!とせっかくの名場面を横目に観つつフルカワにウ◯コブ◯めが云々とメールを送る。ざまあみろ。へへ。

古本屋の日記 2013年3月3日