お昼。も兄、かわかみさんと、寿司屋。夕方、希望と云う名の紙切れの来訪を待つも、ただ、待ちぼうけただけ。日が暮れて、ーーすっかり酔いも醒め、なぜだか昔安く売ってしまったあれこれのことを思い出し、鬱々として心楽しまない、すべて、ぜーんぶ、やる気がなくなる。良きモノ、美しきモノは去り、禿げかけのオッサンは残る。どうせ、わしは、あかんのやな。谷町六丁目では、星田みたいに虫の声も聞こえん。ーー山羊さんのブログを見る。ほほう。ランボーですか。いいなあ。泣けて来た。ではではわしは、なんでかしら、アポリネール。
シュールポンミラボー、クール、ラ・セーヌ……。
日が去り、
月がゆき
過ぎた時も
昔の恋も
二度とまた帰って来ない
ミラボー橋の下をセーヌ河が流れる
日も暮れよ、鐘も鳴れ
月日は流れ、わたしは残る
大學せんせい、訳。(ネット引)