象々の素敵な日記 古本屋の日記

象々の素敵な日記

ぐるぐる。

らせんらせんと二度つぶやいてこの休憩をやめてまた歩き出す果てしない螺旋階段をわたしはのぼっているのかはたしてこの果てないぐるぐるをわたしはくだっているのか果てしないこの話をわたしは果たして誰と話しているのか果てしなすぎてこの目が眩んでもうあなたもわたしも区別がつかないはて?もう何も解らないわたしはさて死に向かって歩んでいるのかそれとも生まれようとしているのか果てしないこのぐるぐるを。

 

市場でまた少し本を売る。誰かの荷物を山ちゃんに手伝ってもらって荷造りする。古本市の会場に顔を出してたこ焼きとビールを御馳走になる。

古本屋の日記 2012年4月27日